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【焼酎・泡盛の歴史】
焼酎は13〜14世紀頃には、すでに中国大陸や南海諸国で製造されていたようです。わが国への焼酎の伝来については、次の三つの経路が有力であるとされています。
@琉球経路
14世紀頃の琉球(現在の沖縄県)はわが国をはじめ、明国(中国)、朝鮮、南海諸国などとの海上貿易の拠点となっており、種々の東洋の蒸留酒(焼酎)がわが国にもたらされたと考えられます。
A南海諸国経路
14〜15世紀頃、倭寇(わこう)と称するわが国の武装商船団(海賊)が朝鮮半島や中国大陸沿岸、さらには南洋にいたる広範囲な海上に進出しており、海上取引品の一つとして焼酎を含む外来酒(総称して南蛮酒という)をわが国に運んだと考えられます。
B朝鮮半島経路
15世紀にはわが国は前記の琉球、南海諸国のほか朝鮮、さらには遠く西洋諸国とも活発に交易が行われていました。交易品の中には当然それぞれの国の酒類も含まれており、特に朝鮮産の焼酎(高麗酒(こうらいしゅ))も壱岐、対馬を経てわが国に入ってきたと考えられます。
【焼酎・泡盛の種類】
◎酒の分類・・・お酒は下記の通り3種類に分類でき、そのうち焼酎・泡盛は、蒸留酒にあたります。
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醸造酒
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日本酒・ビール・ワイン |
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蒸留酒
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焼酎・泡盛・ウィスキー・ブランデー・ウォッカ・ジン・ラム |
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混成酒
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ベルモット・リキュール・みりん・合成清酒 |
◎焼酎と泡盛の定義
焼酎は、酒税法で乙類と甲類の2種類に分けられます。しかし、これは等級ではなく、製法上の分類です。甲類は、連続式蒸留機で蒸留したアルコール度数が36度未満のもの、乙類は単式蒸留機で蒸留した度数が45度以下のものをいいます。乙類は蒸留機の構造が単純なため、原料の香味成分が溶け込みやすく、特有の芳香と風味があります。500年余の歴史をもち、伝統の製法を受け継いで造られてきた本格派の焼酎であり、「乙」という劣ったイメージを払拭するために「本格焼酎」と表示され、そう呼ぶようになりました。
乙類の中でも沖縄特産の焼酎は泡盛といいます。 本格焼酎と泡盛は、澱粉質原料(穀類、芋類)や糖質原料(黒糖、なつめやし)を発酵させ、これを蒸留したもので、米焼酎、黒糖焼酎など日本の伝統的な蒸留酒です。
◎さまざまな焼酎
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種類
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特徴・味わい
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いも焼酎
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いも焼酎は蒸し焼きにしたさつま芋の芳香があり、原料の特徴がそのまま製品の風味に現われています。
その風味はさつま芋特有のソフトで甘味があり、水または湯と焼酎をどのような割合で混ぜ合わせても、風味のバランスがくずれない特徴があります。
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米焼酎
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伝統的な製法による米焼酎の風味は濃醇で丸味が特徴ですが、最近のソフト化嗜好(しこう)に対応して軽快な風味の製品が多くなっています。
ソフトタイプ:吟醸香様の芳香と淡麗な味わい
ハードタイプ:米特有の香りと濃醇な丸味 |
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麦焼酎
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麦焼酎の風味は麦特有の香りがあり、まろやかで甘味、淡麗で軽やかな風味が特徴で、ライト感覚で楽しめる焼酎として多くのファンを魅了しております。
ソフトタイプ:特有の芳香と軽快な甘味
ハードタイプ:麦特有の香ばしい香りと濃醇な旨味 |
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そば焼酎
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味わいは、独特なコクがあり、やわらかくほんのりとした甘味が特徴。 めん類のそばのあっさりした食感が日本人に合うように、口あたりがよく、さっぱりと飲みやすい。
コクがありながらふんわりしている。 |
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黒糖焼酎
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サトウキビから造られる黒糖焼酎は、奄美諸島の特産品です。長寿の島として知られるこの地方では、お酒といえば黒糖焼酎です。
ほのかな黒糖の甘さと軽い口当たり、さわやかな飲み心地。 |
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泡盛
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他の地域の米焼酎とは製法が違い、泡盛特有の風味を持っています。特に、熟成期間を長くして造った古酒(クース)泡盛は特有の香りと濃厚な丸味があります。
また、泡盛は他の焼酎よりアルコール分の高い製品が多く、最高43度までの製品があります。
ソフトタイプ:泡盛特有の香りと濃醇でキレの良い旨味。
ハードタイプ:長期熟成した古酒は独特の芳香と濃厚な丸味、旨味。 |
※この他にも、あしたば、あずき、あまちゃづる、アロエ、ウーロン茶、梅の種、えのきたけ、おたねにんじん、かぼちゃ、牛乳、ぎんなん、くず粉、くまざさ、くり、グリーンピース、こならの実、ごま、こんぶ、サフラン、サボテン、しいたけ、しそ、大根、脱脂粉乳、たまねぎ、つのまた、つるつる、とちのきの実、トマト、なつめやしの実、にんじん、ねぎ、のり、ピーマン、ひしの実、ひまわりの種、ふきのとう、べにばな、ホエイパウダー、ほていあおい、またたび、抹茶、まてばしいの実、ゆりね、よもぎ、落花生、緑茶、れんこん、わかめ等の原料で作られた焼酎があるようです。
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