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もっちろん販売もしていきますが、まずは日記風に、「とてまか」なモノやコトをご紹介です!


山里の風物詩の巻 
     その@【松上げ】
16年08月13日

迫力満点の松上げの風景
京都には火を使用した風物詩がたくさんある。
全国的に有名な「五山送り火」や「鞍馬の火祭り」「花背の松上げ」今回はその中でも迫力満点の京の山里「花背の松上げをご紹介しよう !

その昔、京の都を花と呼び、その都を背にしているので花背と呼んだ。
八桝の松上げ
大堰川(桂川)の源に近いこの土地の晩夏。このとき急に賑わいをみせる夜がある。街に出た人々も里に帰り、親類縁者や親しい人を招いてもてなす夜。この夜が、花背の松上げの夜である。

陽も西の彼方に完全に消え、暗闇が夜を支配するとき、家々の地松に火が灯り、明るさを取り戻す、家々からハッピを着た男たちが出てくる。

河原に立てられた大きな灯籠木(トロ木)の周りに立つ無数の地松。この松明に火が入ると松上げの幕が上がる。

男たちの手によって火のつけられた小さな松明がくるくるっとまわされ、天空高く放り上げられる。その先には20メートルをこすトロ木の上につくられた傘が、この松明を受け止めんと待っている。

あるいは高く、あるいは低く、トロ木のまわりを放物線を描いて火が飛びまわる。

次々と入った火が、傘の中で燃え上がる。やがて火の玉となった聖火が大きな掛け声ともに打ち倒されたとき、最大の見せ場となる。

この地域の産業であった炭焼きは、多くの火を使うことから、里の人は火について細心の注意をはらい、自分たちの川・大堰川の下流にある火の神様「愛宕信仰」に厚かったという。

この松上げは、古代から伝承されてきた愛宕信仰による神事とされ、火の神にふるさとの安全と無火災を祈り、また、五穀豊穣・家内安全をいのり、洛北の里から若狭にかけて続けられてきたという。

松上げ
稲作の豊作と無病息災を祈って、京都の里山では松上げを行います。五山の火送りはご先祖様への感謝の気持ちでお祈りしますが、松上げは、農耕民族の神への感謝の念が強い儀式です。毎年、感謝の念を込めて、松上げには参加しています。素朴で、ピュアな儀式・伝統には、心が洗われる思いがあります。山河の奥に澄むカミにも感謝の念を込めた儀式です。その昔、畦道を堤燈片手に、お墓参りした想い出が蘇る素朴な行事です。

上げ松を灯篭木に投げ入れ巨大な松明と化した灯篭木を最高潮のとき地上に打ち倒します。 850年をこす歴史を秘めて、気品高く、ひっそりと大悲山峰定寺(ほうじょうじ)が佇んでいる
神秘的な瞬間がやめられない・・・。
 松上げに使う松明は、自分にあった重さや、針金や紐の長さを調整できるようにつくります。
まず、松明が燃えすぎないように少し水に湿らせてから火をつけます。松明を360度ぐるぐるまわしても火が消えない程度に燃やします。グルグル回せば回すほど火の勢いは強まります。高さ20メートルまで上げるのには松明を回す遠心力と腕力、そして松明を手から離す瞬間が一番難しい。入る瞬間の大きな歓声や、トロ木が燃え、夏の夜空に大きな真っ赤な炎が浮かびます。そんな神秘的な瞬間を一回でも見ると絶対やめられなくなりますよ。


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